山 行 報 告
2011/2/27  丹沢・大山北尾根     メンバ:新村、根来   記録:根来


なだらかな北尾根 のんびりと昼食 大山を振返る 樅の巨木 霊芝(マンネンタケ)



【コースタイム】

大山下社登山口9:12…10:22大山頂上10:34…西沢ノ頭11:40…11:53ミズヒノ頭12:21…分岐12:26…13:06一ノ沢峠13:13…14:26物見峠14:36…煤ヶ谷バス停15:33




【記 録】

 伊勢原駅からバスで、ケーブルカーを乗り継ぎ、下社まで行く。本殿脇の急な階段が大山登山口になる。小学生達と抜きつ抜かれつしながら登るが高度が増していくほど風が強く感じられる。

 頂上で一休みのあと、シカ避け柵にかけてある脚立を乗り越える。せっかくスパッツを付けたがほとんど雪はなく、わずかに溝状の所に凍った状態であるだけで却って歩きにくいのでルートを外してあるく。

 何気に真っ直ぐ尾根を北に向って歩いていると、どんどん下り正面に大山三峰が見える。どうやら唐沢川に下る支尾根に入ってしまったようだ。テープの目印もあり踏み跡もあったのでうっかりと道間違いをしてしまった。登り返して正規ルートにでる。

 ミズヒノ頭で昼食にする。風向きもいつの間にか南風に変わり暖かい。ちょっと草の褥に寝転んでノンビリしたい気分である。少し下ると巨大な16号鉄塔がありその少し先で一ノ沢峠と札掛への分岐にあたる。

 一ノ沢峠への途中でサルノコシカケのように硬く、しかし茎があり漆で仕上げたように艶々したキノコが3本生えていた。マンネンタケかと思ったが自信がないので採取して調べることにした。

 一ノ沢峠から林道にくだり林道を物見峠に向う。黒岩から物見峠への登山道は崩壊していて通行不能と表示してあった。

 唐沢川の橋の上で沢山のポリタンクやホース、ポンプ、いくつにも分岐してある蛇口セットなどをワンボックス車に積んで何やらしている女性がいたので、水質検査かと思い、聞いてみると自宅で使う水を汲みに来ているとのこと。それにしても大がかりな水汲みであることか。

 芽吹き始めたネコヤナギなどを見ながら物見峠へ。物見峠のトンネルの左側の道を急登して物見峠に出、一休み。あとは煤ヶ谷に下るだけである。

 煤ヶ谷ではオオイヌノフグリやカントウタンポポが咲き始め、民家の庭先には色よい紅梅や蝋梅が咲き乱れていた。